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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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参院補選で黒岩氏が当選

 真島一男参院議員(自民)の死去に伴い、新人3人で争われた参院新潟選挙区補欠選挙は28日に投開票が行われ、無所属の黒岩宇洋氏(35)=民主、自由、社民、無所属の会推薦=が54万票余りを獲得して初当選を果たした。自民公認の塚田一郎氏(38)=公明、保守推薦=は約20万票の大差をつけられ、自民は議席を守ることができなかった。共産公認の桑原加代子氏(54)は善戦したが、当選圏には遠かった。投票率は全県が52.44%、柏崎市が54.86%で、昨年7月の同選挙区通常選をそれぞれ9.34ポイント、9.30ポイント下回った。

 今回の補選は、小泉内閣の構造改革や景気対策を問う選挙として、同日投票の衆院和歌山2区補選などとともに全国注視の選挙とされた。黒岩氏は、3党と連合新潟が反自民で一本化。市民団体も参加した運動を展開し、都市部を中心に安定した票を集めた。塚田氏は、小泉政権への有権者の厳しい審判を突きつけられた形となったほか、告示直前の自民の候補差し替えで運動が出遅れたことも災いした。桑原氏は、昨年の通常選での得票を2倍近くまで伸ばしたが、反自民票は黒岩氏に集中した。

 柏崎・刈羽5市町村では、黒岩氏が3市町村でトップ。柏崎市は、黒岩氏の得票率が55.78%に達し、塚田氏、桑原氏に圧勝。自民は昨年の通常選で真島氏が獲得した1万4,118票にも届かなかった。桑原氏は全県と同様に通常選を大きく上回る票を得た。

(2002/ 4/30)

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