PHOTOニュース

市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

>>過去記事一覧
西山町出身・キックの尾崎選手引退式

 西山町出身の元キックボクシング・チャンピオンで、11年にわたる選手生活を先月終えた尾崎英樹さん(29)=新潟市、ピコイ錦ジム=の引退式と後援会の解散式が11日、西山ふるさと館で開かれ、会員、家族ら約70人が尾崎さんの不屈の精神をたたえた。

 尾崎さんは1991年にプロデビューし、94年、日本キックボクシング連盟のバンタム級チャンピオンになった。3回の防衛後、97年に王座を失い、昨年8月、3年9カ月ぶりに王座を奪回した。戦績は20勝7敗6引き分け(11KO勝ち)。先月、東京後楽園ホールでチャンピオンベルトを返上し、引退のエキシビション試合を行った。

 後援会(荒城総一郎会長、139人)は97年、奪回を目指す尾崎さんを励ます会として発足。10回の応援バスツアーを重ね、引退試合にも約50人を送り込んだ。荒城会長は5人で始めた後援会の歩みをたどり、「これからの人生に幸多かれ」と尾崎さんの労をねぎらった。三富町長、渡辺甚一郎・町議会議長は「不屈の精神、活躍は町の誇り」と活躍をたたえた。

 壇上には現役時代に獲得した大小37個のトロフィーが並べられた。クラッカーと紙テープで迎えられた尾崎さんは「リングの上でつらい時には皆さんの声援が力になった。自分一人でなく、多くの人に支えられ、ここまでやれた」と感謝。後楽園ホールに続いて、引退のセレモニーであるテンカウント・ゴングを故郷で行い、全員が起立し、尾崎さんとともに駆け抜けた日々に思いをはせた。

(2002/ 5/14)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。