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新米初検査で1等は56%

 柏崎刈羽地方の2002年産米初検査が30日午前、柏崎農協駅前検査場で行われた。検査を受けたのは19農家が出荷した越路早生(わせ)、わせじまん、こしいぶきの計975袋(1袋=30キロ)。カメムシによる被害粒が見られたこともあり、1等は全体の56.2%となったが、こしいぶきの充実度は高く、今後に期待が持てるスタートとなった。

 柏崎刈羽産米は近年、高温登熟などによる品質低下が著しく、特に長年にわたって当地方の主力品種だった越路早生の1等はカメムシ被害も加わって昨年は40%台に低下。有機質の水田への投入、田植え時期を遅らせるなど、関係機関と農家が結束して品質向上運動が進められている。

 初検査を受けたのは、西中通、北鯖石、田尻、中鯖石、北条、米山などほぼ市内全域で25日前後に刈り取られた越路早生641袋、わせじまん274袋、こしいぶき60袋。あいさつで柏崎農協の村田兼蔵組合長は品質向上への取り組みを披露し「天候も私たちを応援してくれており、今年の出来に期待している」とし、新潟食糧事務所の飯野憲静・柏崎分室長も「農家が丹精を込めたコメを厳正な検査で格付けしたい」と話した。続いて係員が袋から次々とコメを抜きとり、目で見る形質検査、水分測定などを実施。農協の関係者は期待と不安を胸に検査結果を待った。

 この結果、越路早生の54.3%、わせじまん51.1%、こしいぶきの全量が1等に格付けされ、全体の1等比率は56.2%に。新潟食糧事務所の係員は「早生種の充実度は良いが、格落ちのほとんどはカメムシの被害による着色粒。一部に乳心白の未熟粒混入が見られ、もみすりや乾燥による胴割れもあった」と講評。またこしいぶきについては「充実度、光沢が良く、カメムシ被害もなく、今後も安定した等級が期待できる」とし、系統が同じコシヒカリへの期待を見せた。

 農林水産省では昨年から法律に基づいてコメの検査を民間登録検査機関に順次移行している。柏崎刈羽は今年、農協と民間集荷業者合わせて18検査場のうち、4カ所のカントリーエレベーターと刈羽検査場で新潟県農産物検査協会が検査を担当することになっており、この日は同協会の関係者も検査の状況を見守った。

(2002/ 8/30)

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