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桑山さんが創作パズル世界大会で佳作賞

 市内長浜町、桑山弥志郎さん(61)がこのほど、ベルギーで行われた創作パズルの世界大会で佳作賞に選ばれた。同大会への出品は昨年に続き、2度目。今年のサッカーワールドカップの開催にちなみ、組み木でサッカーボール状に仕立てたもので、90個のパーツを組み合わせた作品だ。

 桑山さんは在職中、建具職人として技を磨いた。5年ほど前から少しずつ、からくり木工、組み木細工をやり始め、定年後から本格化させた。昨年には岐阜県高山市で行われた「飛騨高山木工からくりコンテスト」に四方引出箱を出品し、同市の教育委員会賞を受けた。

 今年の創作パズル大会へは「立体パズル32」と名付けた作品で挑んだ。自身で設計に知恵を絞り、特注の機械、刃物で木を刻んだ。材料は台湾ヒノキ。角度の違う2種類の木片に、5種類の刻みを入れて組み合わせ、五角形と六角形を形作り、球形の立体パズルを作った。材料の刻みから組み立てまで1週間以上かかった。

 大会には中国、ドイツ、米国、日本など約30カ国から60点余りが出品された。桑山さんは昨年の初出品の際には入賞を逃しただけに、今回の快挙に「念願が達成された」と話す。「オリジナリティーを生かした作品はおもしろい。今度は四角形と六角形の組み合わせで十四面体に」と早くも次の作品に意欲を見せた。

(2002/ 9/ 7)

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