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東電の原発トラブル隠しで榎本副社長が來県

 東京電力の原発トラブル隠しについて、同社柏崎刈羽原発元所長の榎本聡明副社長は9日午前、県議会を訪れ、自民党県議団に対し、今回の不祥事で地域の信頼を損ねたことを陳謝した。榎本副社長は同日午後、柏崎市、刈羽村を訪れる。

 榎本副社長、武黒一郎・同原発所長は同党県議団に約1時間にわたり説明などを行った。県議側からは、長期にわたり原発点検記録の改ざん、トラブルを隠ぺいした東電の体質などに厳しい批判が出たという。

 柏崎市議会が6日にプルサーマル中止決議を可決したことについて、榎本副社長は報道陣に「プルサーマルを進めるうえで地元の理解を得なければならないのに、根本的な信頼感を損ねてしまった。そういう声が上がるのは当然だ」との認識を示した。また、12日に行われることが決まった県知事、柏崎市長、刈羽村長の3者会談で計画中止などを求められた場合について、「首長から正式にそういう話があった段階で検討したい」と答えた。所長在任当時、本社、国にトラブルを報告しなかったとされることについて、「他の諸々の中で聞いた記憶はあるが、実務部門で処理してあると承知していた」と釈明した。

(2002/ 9/ 9)

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