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刈羽村議会がプルサーマル事前了解撤回決議

 東京電力の原発トラブル隠しを受けて、刈羽村議会は11日、臨時会を開き、村が3年前に与えたプルサーマル計画の事前了解の撤回を品田村長に求める「東京電力の原発点検記録虚偽記載・隠ぺいに関する決議」案を全会一致で可決した。柏崎市議会に続き、原発推進派が多数を占める同村議会が撤回決議を議決したことを受け、品田村長は「考えている方向は村民も私も同じ。(12日の県知事、市長との3者会談で)決議を踏まえ、話し合いたい」と述べた。

 決議は「国も東京電力も内部告発を2年余りも放置し、地元住民には報告すらなかった。立地地域住民にとって深刻かつ重大な問題であり、信頼関係を根本から損なう許されざる行為」と断じ、事前了解の撤回を村長に求めた。また、@1号機同様、(トラブル隠しがあった)2、5号機も速やかに停止、点検し、他号機も順次点検を行うこと。安全性の評価・判断は、信頼できる第3者機関に委ねることA東電、原子力安全・保安院は村民に直接説明、謝罪することーーを求め、「議会もこれまでの対応を率直に反省し、村民に深く謝罪する」とした。

 この日の臨時会では国への意見書、東電への抗議の申入書も全会一致で可決した。意見書は、村民の不安解消、継続的な理解活動などを求めた6月議会の決議を国、東電に手渡した矢先の不祥事だったことに触れ、「怒りを超えてむなしさだけが残る」とし、原発の維持基準の見直し、第3者機関の設置などチェック体制の強化などを求めた。

 閉会後、品田村長は「事前了解の効力は客観的に見て明らかに失われている」との認識を示したが、議会が求めた撤回に村長として3者会談で踏み込むかどうかは「言葉の表現は大事にしたい」と慎重な構えを見せた。今回の事態について、行政としての努力不足にも言及した。

 プルサーマル容認派の村議は「安全、安心への村民の信頼を事業者が踏みにじった。村長は真しに臨むべきだ」と述べ、原発への賛否を超え、議会として撤回要求は当然との考えを示した。慎重派の村議は「事前了解があるかないかは大きな違い。撤回しないと、村民の間でまたも不要な議論や争いが再燃する」と述べた。

(2002/ 9/11)

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