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西川市長が長寿者訪問

 「敬老の日」の15日、市内では西川市長らが新100歳の寺崎トラさん(長崎)、岡村スイさん(山室)を訪ね、「これからも長生きしてください」と、お祝い状に添えて記念品を贈った。2人はそれぞれ満面の笑みを浮かべ、家族とともに長寿を喜んだ。

 最初に訪れた寺崎トラさんは1902(明治35)年12月29日生まれ。東頚松代町で生まれ、明るく積極的な人柄で生きてきた。現在は長男の一永さん(75)、美津子さん(67)夫婦、孫娘の北川博子さん(46)、辰雄さん(47)夫婦、ひ孫2人の7人暮らし。1人で何でもやり、新聞を読んだり、畑仕事もする。

 トラさんは和服姿で市長を迎え、お祝い状を受け取った。トラさんは「家族は大事にしてくれるし、自分の気が向いたようにしてもらっている。『年を取ったら、でしゃばらず、若いものには花持たせ』を実行しようと思っている」と話し、市長は「表情が豊か、家族の普段の接し方が物語っている」と感服しきった。

 一方、岡村スイさんは1902(明治35)年11月10日生まれ。若いころは農業をし、7人の子供に恵まれた。長男の勇一さん(70)、了子さん(64)夫婦と暮らし、医者の世話になったことないほどの元気者だ。テレビの水戸黄門が好きで、毛糸の編み物などをして人にプレゼントしている。

 お祝い状をもらい、スイさんは「ありがたいことだ」といい、勇一さんは「ふろに入ることも何でも自分ででき、この年になって時には説教されることもある」と話した。市長は「ほっぺたのつやもよく、とても100歳には見えない。家族の気持ちがいいから長生きできたのだと思う。これからも1日1日を健康で」と笑顔で語りかけた。

(2002/ 9/17)

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