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柏崎刈羽原発1,2号機、「ひび」は担当課止まり

 東京電力柏崎刈羽原発1、2号機で再循環系配管のひび割れの兆候が国へ報告されていなかった問題で、経済産業省原子力安全・保安院は21・22日、同原発の立ち入り検査を実施した。保安院は同原発から入手した関係資料の分析を進め、「できるだけ早い時期に報告を取りまとめたい」との意向を示した。

 トラブル隠しをめぐる同原発への保安院の立ち入り検査は、今月上旬に米ゼネラル・エレクトリック(GE)社からの指摘があったものを対象に行ったのに続いて2度目。今回は保安院の安沢時雄・統括安全審査官ら3人が検査に当たり、再循環系配管の自主検査の安全評価、また検査記録が社内でどのように扱われていたかなどについて、担当した20数人から聴き取り調査を行い、関係資料30数点を入手した。

 安沢審査官は検査終了後、問題となった1、2号機の再循環系配管について、「自主点検を担当した東芝の生データには有為なインディケーション(ひび割れの兆候)ありと記載されていた」と述べ、東電側が社内手続きとして担当課レベルで処理し、所長や本社へは基本的に連絡していなかったことを明らかにした。今回は本社への立ち入り検査は行わない予定だ。

(2002/ 9/24)

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