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柏崎刈羽原発3号機でさらにひび見つかる

 定期検査中の東京電力柏崎刈羽原発3号機(沸騰水型、出力110万キロワット)のシュラウド(原子炉内隔壁)にひびが見つかっている問題で、同社は27日、超音波探傷検査によりさらに広範囲にひびがあることが分かったと発表した。また新たにシュラウド最下部にもひびの兆候を確認したことから、今月24日までの当初予定をすでに過ぎている今定検の終了時期は見通しが立たない状況だ。

 3号機シュラウドのひびは、先行の目視点検で、下部リング(全周約16.5メートル)の溶接線近くの外側表面で99センチにわたって点在していることを確認していた。今月に入ってから同リングの超音波探傷検査をした結果、目視では見えなかった部分にもひびの点在があり、ひびの総延長は全周の約19%、約3.2メートルに達した。深さは最大で約11ミリ。

 一方、同社では他の溶接線付近についても目視点検を順次実施。26日にシュラウド最下部のサポートリング内側(全周約15.7メートル)のうち45センチを見たところ、全延長に断続的なひびの兆候を確認した。下部リングでの状況から見て、ひびであることはほぼ間違いないとしている。

 これらのひびはすべて、応力腐食割れによるものと見られ、下部リングは健全性に問題ないと評価しているが、対策については今後検討するとしている。新たに見つかったサポートリングのひびは、手法を検討しながら調査を継続し、健全性評価も行う。

 柏崎刈羽原発では、1号機がトラブル隠しの発覚を受けて前倒しの定検に入っており、10月上旬にシュラウドの点検を予定。2号機も同様の事情で点検停止しているが、対象がジェットポンプと再循環系配管のため、シュラウドを調べるかどうかは未定。 (2002/ 9/27)

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