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日朝交渉物別れで拉致家族「子供帰国早く」

 クアラルンプールで2年ぶりに再開された日朝国交正常化交渉は30日、11月中に日朝安全保障協議を行うことで合意し、2日間の日程を終えた。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)側は、蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)ら拉致被害者5人が北朝鮮に残してきた家族の帰国日程の確定と核開発計画の即時放棄には応じず、次回交渉を11月末に行うよう提案してきた。

 30日夜会見した薫さんの父親秀量さん(75)によると、同日夕、中山恭子・内閣官房参与から電話で「北朝鮮に残る家族の帰国日程の約束ができず、大変申し訳ない」と伝えてきた。家族の安全は保障すると北朝鮮側が言っているとし、参与は「引き続き交渉して参ります」と約束した。

 北朝鮮が5人の滞在延長に「信義違反」と反発し、いったん北朝鮮に戻すよう求めたことについて秀量さんは「本末転倒したおかしな考えだ。日本人を帰すのは当たり前。残念な半面、怒りを覚える」と批判。「日本の世論は子供を帰すのが当然、世界中も同様に考えていると信じている」と訴えた。母親ハツイさん(70)が奥土家で過ごす薫さんに電話で参与の話を伝え、「私たち親は24年間待った。1月くらいはそれほどでもない。心配しないで一緒に頑張ろう」と励ますと、薫さんはがっかりした様子でもなく「分かった、分かった」と答えたという。

 祐木子さんの父親・奥土一男さん(75)は交渉が物別れに終わったことに「残念だ。次の日朝交渉前に拉致問題を交渉し、子供たちの帰国を一刻も早くお願いしたい」と政府に早期解決を求めた。5人の滞在延長は家族連絡会で決めたこととし、「国と国との問題だ。(蓮池夫婦は)政府の方針に従うしかないというように見える」と述べた。日朝交渉を伝えるテレビに神妙な顔で見入る2人に「(子供たちが)早く帰ってくればいいな」と話し掛けたが、特に反応はなかったという。一男さんは「子のことが心配なのだろう」と2人を気遣った。

(2002/10/31)

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