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県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)

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自治活動賞に市内2団体

 あしたの新潟県を創る運動協会(厚地武会長)の今年度の新潟県自治活動賞の地域づくり部門に、柏崎から「やまびこ生活学校」(野田地区、金子美枝子代表)「よしやぶ川夢プラン推進委員会」(比角地区、関矢登代表)が選ばれた。表彰式は30日、小千谷市で開かれる「県ふるさとづくり大会」の席上で行われる。

 同賞は、活力ある地域社会や、新しい生活文化を創造する自治活動に顕著な実績のある団体を表彰し、活動の奨励普及、市町村勢の発展に寄与することが目的だ。21回を数える今年は地域づくり、省資源・省エネルギー、地域防災の3部門に6団体が受賞する。

 やまびこ生活学校は1985年、女性の視点と技を生かして地域活性化を図ろうと発足した。翌年から山菜など地域食材の研究成果を「山菜料理を味わう会」として発表し、2000年まで15年間に18回実施した。また、1人暮らし、70歳以上の高齢者世帯に地区の小学生の手紙を添え、給食ボランティアを長く続けている。 

 一方、夢プラン推進委員会は1998年、地域を流れる川の環境悪化に着目し、川と周辺の美化による健康で住みよい地域づくりを目指して発足した。ふれあいウオーキングで川に親しみ、地区の小学校との連携で総合学習として川への理解活動に取り組んだ。今年は川沿い200メートルに花を植え、水カンリンバコンサートで意識を一層高めた。

 表彰式を前に、金子代表は「小さなグループだったが、みんなで力を合わせてやってきたことが認めてもらえ、大変うれしい。少子高齢社会だけに、地域のためにこれからも役立ちたい」と話し、関矢代表は「地域挙げて取り組んだことを認めてもらえ、みんなで喜び合いたい。川の美化が1つの自信につながり、今後はみんなでいろいろな分野の課題に取り組みを発展させていきたい」と語った。

(2002/11/21)

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