PHOTOニュース

西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

>>過去記事一覧
水彩の温かさ、佐藤伸夫さんスケッチ展

 市内北園町、しおかぜ荘デイサービスセンターで1日から、難病の筋ジストロフィー症を抱えながら絵を描き続ける同鯨波3の画家・佐藤伸夫さん(52)のスケッチ展が始まった。

 同展では幼いころ、鯨波海岸の砂浜に絵を描いていた佐藤さんの原点を、友人で同センター職員の渡辺和裕さんがイメージして企画した。難病のために油彩の筆を持つことが困難になる中で、水彩へと移行しつつある作品から鯨波海岸、米山、花などのスケッチが並んだ。

 佐藤さんは作品の中に「風には風のにおいがする。光の先には光のあったかさがある」とメッセージをつづり、水彩の独特の温かみで包んだ。会場には愛用のスケッチ帳も並び、訪れた人から「柏崎のにおいがする温かい絵ばかりだった」との言葉も記された。展示は15日まで。時間は午前9時から午後5時まで。入場無料。問い合わせは同センター(電話24―4170)へ。

(2002/12/ 3)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。