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日本画家・平松氏の作品展始まる

 市内学園ゾーン内に整備する仮称・環境共生公園が建設予定地になっている新県立美術館構想に、作品などの寄贈を申し出ている日本画家・平松礼二氏の作品展「路(みち)・ジャポニスムへの旅」(市、市教委主催)が7日からソフィアセンターで開幕した。初日は平松氏自身が作品の解説、講演会を行った。

 新美術館構想は平松氏から、パリ郊外のジべルニーにある「モネの庭」から株分けされたスイレン、同氏がその庭で描いた作品を含む400点余りの寄贈の申し出が県に行われたことによるもの。県は新文化施設整備検討委員会を設置し、これまでの会合で「柏崎に美術館を建設」とする方向で意見が集約された。このため、市では、平松氏の作品をじかに市民らから見てもらおうと展覧会を計画した。

 オープニングセレモニーで西川市長は「たくさんの作品を平松氏自ら選んでいただいた。これだけの作品を一堂に拝見できるのは極めて貴重な機会だ」と述べ、平松氏は「柏崎は美術文化、教育レベルが高い所。こうして展覧会を開くことは身がすくむ思いだ。いろんな意味を含んで勉強させていただければうれしく思う」と語った。

 会場には、平松氏がライフテーマにしている「路」をはじめ、ジベルニーのモネの庭、セーヌ、ノルマンディーなど印象派の画家のゆかりの地を訪ね、日本画家の視点で描いた作品などがずらりと展示された。6曲一双、4曲一隻屏風(びょうぶ)などの大作が訪れた人たちを圧倒した。

 市展運営委員長を務める地原正夫さん(70)「これだけの大作、たくさんの作品の展覧会は柏崎では初めて。本や画集で見ただけだったので、実物を見ると迫力がある。多くの市民から見てもらいたい」と話し、絵手紙愛好グループの友人と訪れた市内中浜2、持田ヒデ子さん(67)は「ただ、すごいのひと言」と互いに顔を見合わせた。

 会期は18日まで、時間は午前10時から午後7時まで、ただし、土・日曜は午後5時まで。入場無料。

 また、平松氏は7日夜、市民プラザで「日本画から世界画へ―ジャポニスム―」と題した講演を行った。自身が画家の道を目指したきっかけ、ライフテーマである「路」への思い、パリで出あったジャポニスムなどを語った。「共生公園予定地の景色はノルマンディーに似ている」とも話し、「心ある人たちとみんなで、子供たちと一緒にワークショップを行い、大きな心の財産を残してあげたい」と述べた。

(2002/12/ 9)

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