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拉致被害者5人が再会

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から帰国した拉致被害者の蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)夫妻と佐渡真野町の曽我ひとみさん(43)、福井県小浜市の地村保志さん(47)、富貴恵さん(47)夫妻が18日、新潟市に集まり、帰郷以来、約2カ月ぶりに再会した。19日は横田めぐみさんの両親など家族連絡会、支援関係者、安倍晋三・官房副長官らと相次ぎ面談し、20日まで県内の温泉で一泊する。

 5人の再会は北朝鮮から単身で帰国した曽我さんを励まそうと蓮池さん、地村さん夫妻が11月半ばに電話で話したのがきっかけだった。ホテルの一室に集まった5人は、曽我さんが家族の来日に備えて引っ越す予定の借家などをめぐり、和やかに懇談した。

 「立派なうちで」「掃除も大変だよね」と声をかけられ、曽我さんは「使う部屋だけ掃除しようかなと思っているんだけれど」と笑顔で応じた。蓮池さんの兄透さん(47)も同席した。薫さんが「向こう(北朝鮮)では畑仕事とか、たまにしていたの」と尋ねると、曽我さんは「ちょっとしてましたよ」と答え、「何を作ってたの」と問われ、「いろいろ」と返した。保志さんが「おれんちではかなり植えてたよ」と続けた。

 この後、中山恭子・内閣官房参与も加わり、会話は弾んだ。地村さん夫妻はマイクロバスで7時間かけて到着した。内閣府拉致被害者・家族支援室の小熊博室長が「地村さんご自身が運転してくるのかと思った」と笑いを誘うと、曽我さんが「まだ、そこまでは」と代わって応じた。保志さんは新潟の雪に驚き、「新潟は気候も違いますね。テレビを見ていても寒そうだった。冬物をいっぱい持ってきました」と話した。

 5人は「金日成バッジ」とブルーリボンを着用。透さんによると、「皆さんに応援してもらっているのにバッジをつけていることが心苦しい」という声もあった。中山参与は「子供が向こうにいる以上、付けていた方がいいのでは。無理することはない。(日本の)皆さんはよく分かっている」と気遣ったという。しかし19日に安倍官房副長官と面談した5人は、そろってバッジを着用しなかった。10月15日の帰国以来、公式の場でバッジを外したのは初めてだ。

 5人の被害者について日本政府は北朝鮮に戻さず、子供ら家族を日本に呼び寄せる方針を決めた。これに北朝鮮側が反発し、日朝国交正常化交渉はこう着状態に入っている。

(2002/12/19)

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