合唱を通し、歌の持つ力をかみしめた音楽イベント「歌は友だち」=市民プラザ (2024/10/02)
市内12会場を歌や演奏でつないだ「音市場」。会場の一つでは、ラテンやポップスなど幅広いジャンルの曲で楽しませた=市内東本町1、バル酒場PaPiCo (2024/10/01)
「柏崎からの挑戦」と題したトークイベント。富澤慎選手、棚村克行選手、 筈井翔太コーチ、吉野公浩監督(左から順に)が五輪や甲子園でのエピソードを披露した=29日、産文会館 (2024/09/30)
>>過去記事一覧
今月2・3日に行われた新春恒例の第79回東京箱根間往復大学駅伝に、柏崎から米山台たんぽぽランナーズ(星野勤会長)がマラソン太鼓で参加した。山上り、下りの往路・復路で威勢のいい太鼓の音を響かせ、選手を激励した。
マラソン太鼓は、同ランナーズのメンバーが東京・青梅マラソンに選手として出場した際に、沿道で打ち鳴らされる太鼓の音に支えられたことから、自分たちもーーと1昨年春に立ち上げた。以来、市内の潮風マラソン、鯖石ロードレース、柏崎ロードレースなどで太鼓をたたき、市外では河口湖マラソンでも盛り上げた。
初めての箱根には、星野会長が専修大OBの関係から同大の選手を応援しようと、メンバー10人が参加した。1日目の往路は恵明学園近くの5区にテントを構えた。そろいのはっぴに、拉致救出運動のシンボル・青いリボンを着け、山上りの選手を太鼓で迎えた。2日目の復路は、粉雪の中を6区で選手を送り出した。
メンバーの1人、石橋勉さんは除夜の鐘を合図に東京大手町を出発し、芦の湖まで約110キロの駅伝コースを約15時間かけて完走。仲間とともに、テントで選手に声援を送った。
米山台3で食堂を経営する大図辰芳さんは妻の京子さんと参加した。「頭上ではヘリコプターが飛び、選手が近づくにつれて、興奮度が上がり、ピリピリした雰囲気が伝わってきた。選手が走って来る前後には太鼓を強くたたいて、『頑張れよ』と声をかけた。それはもう、うるうる感動ものだった」と話した。
(2003/ 1/ 8)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。