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柏崎原発4号機、7月上旬起動可能

 東京電力柏崎刈羽原発4号機(沸騰水型、出力110万`ワット)で12日、ひびを補修した再循環系配管の溶接検査が行われた。4号機は今年1月から定期検査が続いているが、配管補修はこの溶接検査で完了したことから、機器のひびが見つかった5基の中では最も早く今月下旬、原子炉格納容器漏えい率検査を実施する。12日会した武黒一郎・同原発所長は、設備としては7月上旬に起動可能になるとの見通しを示した。

 4号機ではシュラウド(原子炉内隔壁)のひびはなかったが、再循環系配管は溶接継ぎ手6ヶ所でひびが確認された。東電は、ひびのある部分を同材料のものと交換する補修を5月下旬までに終えた。確認の最終工程となる溶接検査は12日早朝から開始。配管内の水圧を通常より高くし、東電社員らがライトで照らして、補修溶接部に漏えいがないことを1ヶ所ずつ確かめた。経済産業省原子力安全・保安院の検査官が立ち会い、県・市・刈羽村の担当者も状況確認をした。格納容器漏えい率検査は23日からの週に予定しており、順調に終わると、定検の残りの検査などを経て、10日から2週間くらいで起動できるようになる。

(2003/ 6/12)

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