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東電が柏崎原発4号機再開申し入れ

 東京電力は2日午前、今年1月から定期検査のため停止している柏崎刈羽原発4号機の再起動を市に申し入れた。午後は、県・刈羽村にも同様の申し入れを行う。同原発は、トラブル隠しを受けた点検や定検で3月末までに7基すべてが止まったが、機器にひびのなかった6.7号機が5月以降、相次いで運転を再開した。4号機は、ひびが確認された1-5号機では最初の再開要請となった。

 市役所を訪れた東電の桝本晃章副社長、武黒一郎・柏崎刈羽原発所長らは西川市長と市議会の今井議長、霜田副議長に面会した。桝本副社長は「4号機は再循環系配管にひびがあったが、それを取る補修をていねいにやった。気密漏えいテストも行い、昨日夕刻、起動に必要な検査を順調につつがなく終了し、起動のお願いをさせていただく状況になった」と述べた。また最近の住民説明会などに触れ、「厳しい意見や励ましを承った。それを十分踏まえて今後一層しっかりとやっていきたい」とした。

 西川市長は「6.7号機と1-5号機は扱いが違うことは申し上げてきた。技術的な検証と、全体的な機運・心証も含めた評価を吟味する必要がある」とし、3日に市議会で行われる原子力安全・保安院、東電の説明などを踏まえながら、県・刈羽村と相談して判断していく考えを示した。今井議長は「非常に矢継ぎ早との印象を話している議員や、なぜ議会への説明の前に申し入れがあるのかと思っている議員が多い」と述べた。

(2003/ 7/ 2)

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