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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


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安田の踏切、県警が反則金返す

 県警は9日までに、市内安田の信越線三ツ谷踏切(茨目―安田間)の通行禁止違反について、交通規制補助標識の不備を認め、軽自動車や普通車での違反13件(13人)を抹消するとともに、すでに支払われていた反則金11件・11人分合わせて77,000円を返還した。標識の不備による反則金返還は珍しい。

 この踏切は1970年から「2輪の自動車以外の自動車通行止め(小特を除く)」という公安委員会の規制が行われていたが、99年に「周囲は水田ばかりで、交通上の支障がなければ農作業のために軽トラックを通行できるようにしてもらいたい」という要望が地域住民から当時の柏崎署担当者に出された。担当者は地域の声に応えて、補助標識を「小特を除く」から「農耕関係車両を除く」に変更した。しかし、この変更は県公安委員会の正式な手続きを経ておらず、また道路交通法では「農耕関係車両」という定義もないことから、規則上は従来のまま。今年6月2日から7月30日までの取り締まりで、柏崎署は13件を通行禁止違反(道路交通法第8条第1項)とした。

 これに対して地元町内会からは「農作業の軽自動車が取り締まられるのはおかしい」という苦情などが柏崎署に寄せられた。県警と同署では事実関係を確認し、補助標識の手続きが不備であったこと、さらに「農耕関係車両」の解釈があいまいであったことから、検挙された人に標識の不備を説明・謝罪し、違反の抹消と反則金の返還を行った。

(2003/10/10)

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