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ライスターミナルが完成

 柏崎刈羽産米の評価アップと有利な販売を目指して、柏崎農協(村田兼蔵組合長)が市内平井に建設した「柏崎ライスターミナル」(米麦品質向上物流合理化施設・自動ラック式低温倉庫)の竣工式が22日、同施設で行われ、安全でおいしい主食の提供に決意を新たにした。

 柏崎農協管内、特に市内で使われているコメ倉庫の中には昭和初期に建設されたものもあり、ほとんどが常温保管。低温でコメの鮮度とおいしさを保ち、しかも減農薬減化学肥料など栽培履歴のはっきりした安全・安心なコメを消費者に届けるため、ラック式低温倉庫を建設することは農協の長年の悲願だった。2000年の郡市農協の大同合併以来、建設計画をつくって準備を進め、国と柏崎刈羽5市町村の補助を得て、今年春に着手した。事業費は約6億円。規模は玄米3,000トン(5万俵相当)。将来は隣接のカントリーエレベーター(もみ3,000トン・玄米換算2,400トン)と合わせて、ここにコメを集約していく構想だ。

 建物は鉄骨造りで1階部分の床面積は1,933平方メートル。高さは28.7メートル。貯蔵施設内には3,16の格納棚があり、温度15度・湿度70%という鮮度保持に適した空気が通る。2基の自動走行クレーンが自由にコメを出し入れする。また品質向上施設として、粒選別機、石抜機、均質化装置、色彩選別機を整え、安定した品質の1等米を作り出す。品質の自主検査のための設備もそろえた。

(2003/10/22)

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