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電子印鑑を市などが試験運用

 柏崎情報開発センターなど市内のソフト関連3社でつくる柏崎市情報化関連業務受託共同企業体(KSUコンソーシアム)は、市情報化総合戦略室との間で取り交わす見積書、受領書に電子印鑑をネットワーク上で使う見積もりシステムの試験運用を11月1日から始める。

 電子印鑑はICチップを組み込み、長さ約7センチで軽量。キャップをはずすと実際のスタンプにも使える。大手印鑑メーカーなどが共同開発し、システム開発、セキュリティー強化などは5社の共同企業体で取り組んでいる。

 文書作成・承認などにあたり、専用のなつ印台で印鑑をマウス操作のように動かしボタンを押すと、パソコン画面の文書の任意の場所に印影が表示される。印影データなどは1元的に管理し、担当者の認証、権限を確認する。なつ印と同時に承認データを記録し、誰が、いつ承認したか確認できる。開発側は用途拡大にあたり、パスワードとの併用など複合認証を視野に入れている。

 KSUコンソーシアムは、市などが出資する第3セクターの柏崎情報開発センター、創風システム、植木組の子会社ユニテックが共同受注、業務拡大を目指し、昨年設立した。KSU側では起案、承認、提出を、市側は受領、内容確認などをネットワーク上で行うことができる。柏崎市の試験運用は自治体としては岡山県新見市に次ぐもので、本県では初めてだ。

(2003/10/31)

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