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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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刈羽村の共生事業は企業連合で

 刈羽村議会は19日、全員協議会を開き、東京電力柏崎刈羽原発の共生事業と地域情報化計画をめぐり、当局と質疑応答を行った。当局は、共生事業は民間主導による事業体系を検討中とし、地域情報化は新年度、全戸に光ファイバー網を敷設する実施設計を行いたいと説明した。

 東電の共生事業は、雑固体廃棄物焼却設備の排熱を利用した栽培温室を核に観光、交流などへの展開を描いている。用地は村が取得し、東電が金銭寄付。施設や熱供給配管は東電が建設し、完成後、村に寄付する。主要施設は誘客面から、東電サービスホール近くを想定している。

 民間主導の事業化の手法は、専門企業がノウハウを生かした企業連合を作り、建設から管理、運営まで提案する方式を考えている。採用された事業案について、企業連合が出資する特別目的会社と村が契約し、この会社が建設から運営までを一貫して担う。品田村長は「最初の基本構想から村内を中心にかかわってほしい。青写真の描き方、進め方、従来の公共事業とは違う」と述べ、「主要施設は東京電力が用意、しかも熱源はただ。大きなビジネスチャンスだ」と述べた。

(2003/12/19)

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