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「食」と「農」をテーマにセミナー

 刈羽農業改良普及センター(田伏誠三朗所長)、市立教育センター(大矢紘一所長)が24日、市内若葉町の教育センターで「食」と「農」をテーマにしたセミナーを開いた。学校教育、農業など各方面から集まり、パネルディスカッション、グループセッションなどを進めた。

 このセミナーは柏崎刈羽における「食」と「農」をテーマにした教育実践を、教育者、農業関係者など幅広い人たちが共有することで、学校と地域の新しい連携を目指した。教育センターの研修講座の一環として、約四十人が集まった。

 パネルディスカッションでは、4人がパネリストを務めた。最初に中村康・高柳門出小教諭、山之内知之・西山二田小教諭が実践報告に立ち、中村教諭は児童たちが取り組んだ山の子米の生産から販売までを、山之内教諭は児童たちの米作りから西山まるかじり弁当の誕生までを紹介した。

 これを受けて、柏崎農協米穀課の西村重晴課長補佐は「こうした実践は地域の人を巻き込んで行うことが大事。その中で地域のよさを知ることにつながるのだと感心した」と評価。比角小の稲作体験活動にかかわっている布施賢一・指導農業士は「地域の理解なくしては取り組めない学習。地域から理解し、支えてもらえる教育活動を進めてほしい」と要望した。大矢所長は「教師の視点だけでなく、生産者・農業行政者と一体のすそ野、視界の広い研修会を今後も積み上げていきたい。この日の参加者から自校の核となって実践してもらい、次の発表を楽しみにしたい」と話した。

(2003/12/26)

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