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東電が柏崎刈羽原発3号機の再開を要請

 東京電力は16日、定期検査中の柏崎刈羽原発3号機の運転再開を認めてほしいと市・刈羽村・県に要請した。3号機は2002年8月から定期検査に入り、同原発のトラブル隠し発覚に伴い1年半以上止まっている。機器ひび割れの点検・補修を経て、15日で起動準備が整ったとして、2月9日の1号機に続いて再開要請に踏み切った。

 16日は午前中、武黒一郎・柏崎刈羽原発所長、佐竹誠・原子力副本部長が市役所と刈羽村役場に西川市長、品田村長らを訪ねた。武黒所長は「3号機は徹底した点検と補修を心掛けてきており、国による確認も含めて技術的な安全性は十分確保されていると確信している」とし、運転再開への理解を求めた。

 西川市長は「1号機への方針を固めることが3号機にも適用されるだろう。おおむね状況は整いつつあると思うが、県、刈羽村と相談しながら、そう遠くない時期に方向を定めたい」とした。品田村長も1号機での考え方が後続号機にも適用できるとし、不祥事再発防止の取り組みは行政、議会、住民も一定の評価をしているとの見方を示した。

 市、村への要請を終え、武黒所長は、「理解していただいたと思う。きちんと判断をされるものと受け止めている」と話した。

 西川市長は、先行の1号機再開問題を巡る平山知事・品田刈羽村長との会談を来週にも開きたいとした。また判断は1.3号機を同時に行う可能性もあると述べた。市長は市議会2月定例会最終日の22日、自らの考え方を議会に表明する。

(2004/ 3/16)

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