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県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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潮風公園で「小さな森」目指し植樹

 柏崎植物研究グループ(相沢陽一会長、会員数約50人)が27日、潮風公園で、海岸に育つ樹木の苗木百本を植えた。同グループが小さな森づくり活動として取り組んだもので、参加者は春の日差しを浴びながら、ていねいに植え込んだ。

 植えたのは、常緑広葉樹のタブノキ80本、シイ20本でいずれも高さ約60センチの苗木。これらはかつて、柏崎の海岸地域に自生していた樹木だが、今ではタブノキは笠島、米山に、シイは石地などに見られるだけとなった。このため、同グループは同公園の松がなくなった場所などを利用して、海岸特有の樹木による小さな森をつ くろうと計画した。

 親子で参加した市内栄町、吉田美保子さん(30は「こうした植樹はめったにない機会。参加してよかった。子供たちとともに、樹木がすくすく育ってほしい」と願い、柏崎小2年の多絵さんは「早く大きくなるといいね」、もうすぐ新1年生になる輝君は「楽しかった。根も張って伸びてほしい」と笑顔で話した。

 相沢会長は「子供たちが喜んで植樹に参加してくれてよかった。大きくなるころには、立派な林になってくれることだろう。小さな林が出来ることで、変化に富んだ公園になるだろう」と期待を寄せた。

(2004/ 3/29)

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