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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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蓮池さんが大学講義再開

 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(46)は28日から、市内の大学で非常勤講師の仕事を再開した。新潟産大、新潟工科大では要望があった場合に備え、いつでも子供を受け入れる態勢も整えている。

 薫さんは昨年度同様、両大学の非常勤講師で、産大の担当科目は「コリア語UA」。経済、人文学部の1年から4年生を対象に9月までの春学期とそれ以降の秋学期の通年開講。春学期は週1回開講。工科大では工学部1年次の前期(4〜7月)選択科目の「朝鮮語T」で、週2回開講だ。

 薫さんによると、長女重代さん(22)は教員養成の師範大学で英語を学び、昨秋卒業。長男克也さん(19)は理工系の電子計算機単科大学でコンピューターの勉強をしていた。2人とも日本語の会話はできない。

 工科大では一昨年12月に支援室を設置。言語面、出張講義を含め、前向きに対応することにしている。工学部4学科のうち、克也さんの履修内容に近いと思われる情報電子工学科がある。産大では「専門分野を学ぶとしても、基礎は日本語。自宅から通学でき、朝鮮語を話す同年代の中国人留学生もおり、いろんな形でサポートできる」と話す。要望によっては講師派遣も検討する。

(2004/ 5/28)

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