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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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西山町議会に合併住民投票条例提案

 西山町の三富町長は14日、町議会6月定例会の本会議で「住民投票をすすめる西山町民の会」の直接請求を受けて、柏崎市・高柳町との合併の是非を問う住民投票条例案を提案した。意見書で同町長は条例制定について「法制度上の観点等から必要がない」とする反対の意見を付けた。

 条例案によると、同条例は町民の意思確認を目的とし、町長は合併の是非を表明するにあたり「有効投票の賛否いずれか過半数の意思を尊重して行う」とする。投票は町内有権者を対象とし、合併に賛成する時は投票用紙の賛成欄に、反対する時は反対欄に「○」を付ける。投票日は条例施行の日から30日以内の日曜日とし、投票日の7日前までに告示する。

 三富町長は意見書で「合併の判断と意思決定は町議会、県議会の権能に属する事項」としたうえで、「町長に住民投票の実施と結果の尊重を義務づける内容の制度を町議会自らが定めることは、合併に関する手続きを定めた法体系との整合性に欠ける」と述べた。さらに、町長は昨年の住民意向調査、議決を経て発足した柏崎刈羽地域合併協議会は慎重審議が行われるよう構成員などで配慮がなされ、町は集落懇談会、地域説明会、情報紙配布で説明、意見交換、周知を図ったと述べた。

(2004/ 6/14)

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