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上越・関根学園創立者の関係者が柏崎に現存

 上越市にある関根学園(勝山一儀校長)の創立者・関根萬司(1862―1945)の関係者が、出身地の柏崎市小島に今も住んでいることがこのほど分かった。関根の次兄与エ門の孫にあたる関根義晴さん(74)で、「女学校をつくったと聞いていたが、まさか関根学園とは」とびっくり。萬司は夏目漱石の小説「坊ちゃん」のモデルではないかとも言われ、二重の驚きとなった。

 関根萬司は二松学舎、東京師範学校に学んだ。小・中学校で数学を教え、1909年4月、関根学園の前身である私立女子技芸専修学校を開学し、初代校長に就任した。同校はその後、校名を関根裁縫女学校、高田高等実業女学校などと変えながら、戦争などの困難な時代を乗り越え、1962年に男子部を設置し、高田北辰高校と改称。1978年に統合し、関根学園となった。勝山校長は、2003年度の終業式で創立者の話をしてから、夏目漱石と縁があったと思われる関根が漱石の「坊ちゃん」のモデルではないかと興味を持ち始めた。調べるうちに関根が柏崎市小島の生まれと知り、義晴さんにたどり着いた。

(2004/ 7/24)

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