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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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大泉寺観音堂の屋根ふき替え終わる

 市内大清水、大泉寺(小林住職)の国指定重要文化財「観音堂」でこのほど、24年ぶりのかやぶき屋根のふき替え工事を終えた。かやぶき職人が伝統の技を結集し、波打つようなせり上がった曲線美を見事によみがえらせた。

 観音堂は約5.4メートル×約7.2メートルの大きさで、一重屋根寄せ棟づくり、かやぶきの禅宗様建築。室町時代の1559年に落雷で焼失したものの、翌年再建され、今に残っている。屋根のふき替えはこれまで20―30年に一度の割合で行われ、最近では1981年以来。長年の風雨で傷みが著しく、雨漏りもひどくなっていた。

 ふき替えは、かやぶき職人として、この道57年の佐藤勇さん(72)=出雲崎町=を棟りょうに進められた。5月に着工し、茨城、宮城産のかや1,800束(1.5キロ締め)が使われた。

(2005/ 8/ 5)

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