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旧日石加工柏崎工場の試験室解体始まる

 市内日石町、旧日石加工柏崎工場跡地で11日から、県の近代化遺産の一つである第1試験室の解体工事が始まった。同工場の赤れんが棟の保存問題をめぐる市民グループの動きの中で、市と新日本石油との間でドラム缶塗装場1棟だけは来年3月までの解体延期に合意したことによるもので、このほかの建物などの解体を進める。

 約8万平方メートルの敷地は新日本石油、建物・施設は新日本石油加工の所有。今年6月から解体工事に本格着手し、これまでに建屋、タンクなどの取り壊しを行ってきた。敷地内には県の近代化遺産で、市民グループ「赤れんが棟を愛する会」などが保存を求める赤れんが造りのドラム缶塗装場と分留室、木造の第1試験室の3棟などが残っていた。

 こうした中で、会田市長が2度にわたって新日石本社を訪問し、話し合いを重ねた。その結果、市では先月末、敷地の土壌調査が可能なら塗装場の解体延期に応じたいとする会社側からの提案に合意。残りの2棟は年内に解体することになった。

 解体工事は11日からの第1試験室に続き、計画では13・14日には高さ約30メートルの2本の煙突を取り壊す。15日から精留塔の解体を進め、その後分留室に工事を移し、12月の降雪期前の完了を目指す。

(2005/10/12)

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