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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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「たまり場喫茶めぐ」で移動市長室

 市長が直接、グループ・団体を訪ねて対話する移動市長室が15日、市内松波2の「たまり場喫茶めぐ」で開かれた。移動市長室は「市民の声を聞いて市政に反映させる」という会田市長の公約の具体化の一つ。地域の人や障害者、障害者家族ら35人が集まり、和やかに懇談した。

 「たまり場喫茶めぐ」は障害者の働く場と地域交流を目指し、今年6月、松波コミセン近くの食料品店(品田正一社長)に併設した。品田社長の妻で、県立はまなす養護学校PTA会長の絹子さん(58)が構想を描き、スタッフは知的障害者のグループホーム利用者ら。

 この日は会田市長が「いろいろな話が聞けることを楽しみにしている。皆さんの声を聞き、市政に生かしたい」とあいさつ。宮島洋一町内会長が「この『めぐ』が地域の本当のたまり場であってほしい」、青木仁・同養護校長は「職場実習などで活用させてもらっている」と現況を説明した。

 知的障害者更生施設「松風の里」の小林知明園長は「知的障害者は働きたいと思っても働く場がなかった。安定的な施設とするために、公的なバックアップを」などとし、障害者家族も「『めぐ』は個人の経営では大変。障害者の働ける場があることは素晴らしく、大事にしてほしい」と支援を訴えた。

(2005/10/18)

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