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原子力総合防災訓練始まる

 東京電力柏崎刈羽原発の放射性物質放出事故を想定した今年度原子力総合防災訓練が九日から2日間の日程で始まった。国・県・柏崎市・刈羽村、東電、自衛隊などから約2,600人が参加する。初日は「事故発生」を受けて、市内三和町の県柏崎刈羽原子力防災センターや市役所で初動態勢確立の訓練が行われた。

 原子力総合防災訓練は、JCO事故後の2000年に策定された原子力災害対策特別措置法に基づいて年1回行われており、柏崎刈羽では初めて。昨年計画されたが、中越地震で中止となり、改めて今年度の実施が決まった。県と地元自治体の原子力防災訓練も併せて実施する形だ。

 9日午前11時、柏崎刈羽原発4号機で冷却材喪失事故が発生したとの想定で訓練を開始。防災センターに緊急事態応急対策拠点施設(オフサイトセンター)を立ち上げて、経済産業省原子力安全・保安院の現地職員を中心に通信・連絡や情報収集がスタートした。夕方には政府関係者と専門家なども到着し態勢を拡充する。柏崎刈羽原発では午後から、負傷被ばく者の搬送なども行われる。

(2005/11/ 9)

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