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柏崎原発2基の再循環系配管にひび6カ所

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所は21日、定期検査中の3号機と4号機の原子炉再循環系配管で、溶接継ぎ手に6カ所のひびがあることが同日までに確認されたと発表した。

 3号機のひびは1カ所で、長さ約12ミリ、深さ約3.5ミリ。今回、過去の超音波探傷検査で溶接金属の凹凸と評価した信号個所二継ぎ手について、改めて同検査を実施して見つけた。4号機のひびは一継ぎ手の5カ所。最大で長さ約53ミリ、深さ約5.2ミリ。今定検で応力腐食割れ対策を行う七十二継ぎ手の施工前検査によって確認された。やはり以前の検査では溶接の凹凸と判断した場所だった。いずれも今後、健全性評価をして対応を決めるとしている。

(2006/ 6/22)

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