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高設栽培のトマトが収穫・出荷へ

 市内宮之窪の市農業振興公社でまもなく、高設栽培で育てたトマトの収穫・出荷を迎える。イチゴの高設栽培に取り組もうという農家が増えつつある中、イチゴの収穫から苗の定植までの間に施設を有効に使うための栽培だ。

 新しい農業政策では、担い手となる農家、生産組織が年間を通じて安定した作業、経営の出来る仕組みづくりがポイントとされ、稲作と園芸を組み合わせた複合経営の取り組みが重要になる。柏崎地方を含む県内では近年、冬季の作物としてイチゴの高設栽培が増えてきている。

 イチゴは9月下旬から翌年5月上旬までが栽培期間のため、同公社が収穫終了から次の苗を定植するまでの約4カ月間の施設有効利用として、市民が地元産を好む傾向にあるというトマトに注目した。

 今年5月、286平方メートルの施設に、中玉系で甘みが強く、割れにくい「華クイーン」の苗を定植。わき芽かき、ツルの誘引作業などを経て、一本仕立てで育ててきた。7月に入って、トマトは次第に大きくなっており、これから赤く色づき、下旬には出荷できそうだという。

(2006/ 7/18)

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