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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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西山で大作「浜忠史」が完成
市内西山町浜忠(はまつだ)の歩みをまとめた「浜忠史」がこのほど完成した。2002年の調査開始から五年がかりでまとめたA4判409ページの大作だ。
近年の社会変化と集落の高齢化が進む中、衣・食・住など生活全般にわたって少し前のことすら分からなくなる中、「地域の歴史や文化を書きとどめておきたい」と、各世代の代表を集めた浜忠史編集委員会(品田亮澄委員長・委員7人)が02年春に発足した。西山町史などを参考に、歴史学習を重ねるとともに、自然や生活全般についての調査を開始。中越地震で約1年の中断をはさんで完成にこぎ着けた。
難読地名でもある「浜忠」の由来、歴代藩主や市町村合併の歴史、ミカンが実り、県内でも最初に梅の花が咲く温暖な気候を紹介。縄文時代から人が住み、製鉄などが行われていた古代の様子を遺跡や大珠などの発掘品、古記録から探った。また、近年の交通、農業、生活環境の移り変わりから、伝説、人々の暮らしぶり、娯楽、自然まで幅広く掲載。1994年から発行されている「浜忠かわら版」と、地域の人たちの歴史探訪の様子も記した。
(2006/11/10)
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