PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
新しい特産目指し、ワラビを定植

 需要の多い山菜、特にワラビの生産を拡大して農家収入を高め、同時に中山間地域の農地の荒廃を防止したいと、市内高柳町門出の「大開の棚田」で31日、ワラビの地下茎を定植する作業が地元農家と棚田ボランティアの手で行われた。

 過疎化、高齢化により中山間地の耕作放棄地が増え続ける中、柏崎農協高柳支店と市高柳町事務所では2006年度、共同で地域全体の調査を進め、「守る農地」「守りたいが、荒れ地になりそうな農地」「自然の山に帰す農地」の3つに分類。「守りたいが、荒れ地になりそうな農地」に作付けしたい作物としてワラビに注目した。

 ワラビを植えたのは「大開の棚田」でも一番高い所にある4アールの区域。珍しいひし形の棚田で、「日本の棚田100選」にも選ばれたが、上るのに大変な上に、粘土質の強い土のため重労働となり、近年は荒れ地になっていた。

(2007/ 4/ 3)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。