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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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柏崎ぶどう村が自己破産申し立て

 経営難が続いていた市の第三セクター・柏崎ぶどう村(市内芋川、植木馨社長)が2日、新潟地裁長岡支部に自己破産を申し立てた。再建計画が絶たれて資金繰りが厳しく、存続は困難な状況として判断を下したという。負債総額は約1億6390万円、第12期(今年3月31日現在)までの累積赤字は約7131万円。

 柏崎ぶどう村は、1994年末に解散した旧鯖石ぶどう園組合から市が土地・施設の無償譲渡を受け、95年度に設立。ワインの醸造・販売を中心に事業を展開してきたものの、消費低迷、デフレによる製品の低価格化など厳しい経営状況が続いていた。

 今年2月には、会社側が付加価値の高いワインの製造・販売戦略などによる経営改善計画案を打ち出し、市もこれを前提に8000万円の増資を予定した。しかし、在庫数量に見込み違いが生じたことから、市が増資を撤回し、再建計画を断念した。ぶどう村では4月19日に株主説明会を開いてこれまでの経緯を説明。今後の展開については取締役会に一任を求め、同意を得ていた。

(2007/ 5/ 2)

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