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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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刈羽村長、共生事業で請願集落の参画求める

 刈羽村議会は19、20日、6月定例会初日と2日目の本会議で9人が一般質問に立った。品田村長は19日、昨年12月議会で採択された刈羽集落の温浴施設の請願について、東京電力の地域振興共生事業の中で集落の参加を求める考えを示した。

 砂丘地開発をめぐる同集落の請願は、東電寄贈の温浴施設の設置とクリ栽培・加工品販売の2件が採択された。集落は2002年のアンケート調査報告を皮切りに03年から06年まで陳情を繰り返してきた。加藤幸夫氏が「共生事業よりも早く、砂山再生に夢を描いた集落委員を加える形でなぜ検討委員会ができなかったのか」とただし、電力会社が事業主体として運営する手法を提言した。

 品田村長は村民参加型の公共事業と位置づけた共生事業の趣旨と経過を説明。「砂山再生の起爆剤。参画希望者同士の活動が続いている。早期実現を図りたい」と述べ、「刈羽集落が主体的に参画してほしい。ビジネスとして成功するべく連携を取ってほしい」と答えた。

 共生事業では、柏崎刈羽原発の雑固体廃棄物焼却設備の排熱利用施設、基盤施設を東電が建設し、村に寄付する。農業、観光分野などで活用する事業主体の村民法人を立ち上げ、管理運営を行う方針だが、法人化には至っていない。焼却設備は昨年、5号機隣接地で完成、稼働した。

(2007/ 6/20)

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