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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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人物館が10日から「産婆さんの足あと」展

 市内東本町1、柏崎ふるさと人物館が10日から、夏季企画展「産婆さんの足あと―お産をとりまく人々の暮らし―」を開く。柏崎の産婆教育の中心を担った私立柏崎産婆学校(通称宮川産婆学校)と、同校を巣立った産婆さんらの姿を通し、人々の暮らしの移り変わりをたどる。

 柏崎産婆学校は、1893年に宮川文平・久平兄弟が開設した赳庵病院産婆養成所に始まる。1943年まで産婆教育が行われ、70年に医師会に経営委託するまで看護婦教育が継続された。「新潟の高橋産婆学校、柏崎の宮川産婆学校」と並び称され、新潟県における私学産婆教育に大きく貢献した。

 企画展では、柏崎産婆学校の歩みとともに、昭和期の家庭での出産には欠かすことのできなかった産婆さんの当時の道具、現存する人たちの生の声≠通し、当時の暮らしを知る手だてとする。併せて、産育習俗・信仰なども紹介する。同館では「出産見舞いの控えなどから暮らしの一場面一場面が見えてくる」と話している。

 会期は8月26日まで。

(2007/ 7/ 6)

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