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クリーンセンター煙突折損、ごみ対応に苦慮

 16日に起きた中越沖地震により、市と刈羽村のごみ処理施設、市内橋場のクリーンセンターかしわざきでは、高さ69メートルのコンクリート製の煙突枠が地上20メートル付近で折れ、燃やすごみの焼却ができない状態だ。市では通常通り、週3回のごみの回収を進め、ピットに投入してきたが、ここが満杯になった。

 市によると、煙突の撤去と仮煙突を建てるのに約4カ月かかるという。焼却施設の安全点検は余震もあってまだできない状態で、ここに損傷があればさらに復旧に時間がかかる。回収したごみは一時的に市内に仮置きし、近隣自治体の焼却施設に搬入することになるが、夏で生ものは腐りやすく、悪臭などの発生源となることから、市で対応に苦慮している。

 また、至急に始末したい粗大ごみ、燃えないごみは当初、市内宝町の旧小松エスト跡地に持ち込みとしていたが、結果的にいろいろなごみが搬入されたり、国道8号など周辺道路の渋滞に拍車をかける形となったため、市は19日に同跡地への搬入を中止した。後日、町内単位で収集する方針だ。

(2007/ 7/20)

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