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被災に負けず、市内4校が吹奏楽県大会へ

 長岡市立劇場で31日開かれる第48回県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟など主催)に、中越沖地震の被災を乗り越え、中学校の部に市内から4校が出場する。22日の地区予選を通過したもので、このうち、二中(高野秀樹校長、生徒数216人)の吹奏楽部(顧問・金田高広教諭、神林あかね部長)は部員7人の少数精鋭でBの部(35人以内)に挑む。

 同校吹奏楽部は昨年、13人の部員がBの部で1947年の開校以来おそらく初めてといわれる西関東大会に出場を果たした。部員が半分になった今年も、昨年と同じく上位大会につながるBの部に地区予選から出場した。演奏曲は部員みんなで選んだ「石の庭」(櫛田てつのすけ作曲)。地震直後の地区予選へは、音楽室で練習ができず、体育館に楽器を移動。余震の中で練習を続けた。

 神林部長(3年)は「県大会でも7人の部員がみんなで力を合わせて頑張りたい。京都の竜安寺をイメージした曲なので、日本文化を音でそのまま表せるようにしたい」と張り切る。金田教諭は「わずか7人でBの部に出場するのは、県吹奏楽連盟としても今までにないこと。部員は非常にまじめ。個人個人の実力をつけ、総合的に発揮していきたい」と見守る。

 県大会には、二中のほか地区予選を経た三中が同じくBの部に、松浜中、鏡が沖中がB小編成に出場する。

(2007/ 7/28)

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