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北条の手づくり総菜店「暖暖」再開

 中越沖地震後、閉店を余儀なくされていた市内北条地区の手づくり総菜店「暖暖」が18日、営業を再開した。「やっぱり、慣れた味、地元のおかずが一番」と、近くに住む人たちが魚やカボチャの煮付けを求めていた。

 「暖暖」は昨年5月、地域の過疎化・高齢化の中、「生鮮食料品、おかずを買う店が近くにない」という住民の声に応えて、北条地区コミュニティ振興協議会住民起業室(中川ナツ子室長)が開設。毎週火・木・土曜日に、地域の食材を使って手づくりした総菜、地元の新鮮な野菜を提供してきた。

 中越沖地震では調理室や店舗も棚が倒れるなど大きな被害を受けた。ガスはプロパンですぐに使えたが、水道は7月末までストップ。食材の手配もうまくいかず営業できなくなった。隣のコミセンでは自衛隊の炊き出しが始まったが、炊き出しはカレーライスや油を使った料理がどうしても多くなり、「暖暖」の再開を望む声が上がっていた。

 中川さんらは8月に入ってから片付けを始め、9日と11日にごま和えや夏野菜とじゃこの炒め物など一品料理を提供。お盆明けの18日から通常営業に復帰した。

(2007/ 8/20)

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