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原発変圧器火災は漏えい油への引火

 中越沖地震の時に東京電力柏崎刈羽原発3号機の所内変圧器で起きた火災について、同社は23日、原因調査結果を経済産業省に報告した。変圧器二次側の基礎部分が地震で沈下したことが最初の原因で、これにより二次側電線を覆うダクトが接続部から外れ、絶縁油の漏えいと電気ショートが重なって火花が油に引火したものと推定した。

 変圧器本体の基礎部分は地下の岩盤まで鋼管を打ってあるが、二次側など周辺部は浅い基礎構造のため沈下量が大きかった。上段・下段2つある金属製ダクトは下に引っ張られ、接続部より16―18センチも外れた。このため電線の磁器製絶縁体が破損して油が漏えい。さらにダクトが端子に当たってショートし、火花が出た。ダクト内には合わせて8本の電線が収納されており、損傷はすべてに発生したと見られる。また、ダクトが外れた接続部の開口部から、着火した油が下に落ちて延焼した。

(2007/ 8/24)

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