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地震に負けず市内で稲刈り

 柏崎農協が県内で一番早い新米出荷を目指している早期栽培越路早生(わせ)の刈り取りが24日から始まり、26日の日曜日には市内各地でコンバインの動く姿が見られた。注目の新米検査は28日に行われる。

 県内の作付け比率がコシヒカリに集中し、しかも販売不振になる中、柏崎農協では「売れる米づくり戦略」として、早場米地域としての特徴を生かした多様な品種の作付けに取り組んでいる。早期栽培越路早生は5年目の取り組みで、コシヒカリの新米が出回る前に、おいしい新米を食べてもらおうという狙い。今年度は基金を創設して生産面積の拡大を図り、柏崎市刈羽村で約90ヘクタールが作付けされた。

 市内下大新田の牧岡重喜さん(57)も26日、長崎新田の40アールの水田で早期越路早生を収穫した。中越沖地震では柏崎刈羽地域の農業施設や機械に大きな被害が発生。牧岡さん宅では機械の損傷はなかったものの、用水路が各地で傷んだ。「集落総出で応急復旧し、公平に水が行き渡るように協力してやってきた。若干、水不足にはなったが、いい品質の米になっているものと期待している」と話し、巧みにコンバインを操っていた。

(2007/ 8/27)

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