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災害時医療の講演会開かれる

 柏崎市刈羽郡医師会(高桑正道会長)が27日、内藤万砂文・長岡赤十字病院救命救急センター長の講演会を柏崎エネルギーホールで開いた。内藤医師は中越沖地震でDMAT(災害派遣医療チーム)として災害時医療の最前線の立場から語り、「救護活動はスピードが命」と提言。集まった医療関係者、市民ら約100人が豊富な体験に基づく講演を熱心に聴いた。

 講演会は市民から救急医療への関心を高めてもらうことが狙い。内藤医師は日本DMATインストラクターなどの資格を持ち、2004年7月の新潟豪雨災害をはじめとして、今回の震災まで6回の救護活動に携わった。講演では「災害時医療はどう変わってきたか?」をテーマに、災害時に求められた医療、災害に向けた取り組みを語った。

 この中で、内藤医師は震災時のDMATの活動について災害拠点病院である刈羽郡病院でのトリアージと診療支援、救出現場への出動、「医療の窓口」の立ち上げとサポート、避難所での救援活動などを挙げ、「DMATの本来業務はもちろん、医療救護全般の初動にも大きく貢献した」と評価。

(2007/10/29)

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