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見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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番神堂の鐘楼堂再建、復興の鐘の音を

 市内の二年参りの名所、番神堂(秋山文孝住職)が、中越沖地震で全壊した鐘楼堂の再建工事を進め、20日までに総ケヤキ造りの堂を完成させた。24日には落慶式を行う。番神堂では、大みそかのNHKテレビ番組「ゆく年くる年」の生中継が予定され、震災からの復興に向けた除夜の鐘の音を、国内をはじめ、世界中に響かせる。

 旧鐘楼堂は江戸時代に建てられた後、何度か修復が行われた。近年では1998年に修復工事を行ったものの、今回の震災で倒壊した。新しい鐘楼堂は10月初旬から工事に着手。基礎の土台をがっしりとさせた上で、再建を進めた。建物は約3メートル真四角で、高さは約7メートル。

 中につるす梵(ぼん)鐘にはひびも入っておらず、難を免れた。専門家が調査したところ、異常はなかったという。口径約76センチ、重さは525キロの銅製。鐘の周りに経文と、三階節の歌詞から「下宿番神堂がよくできた向拝…」「明けたよ夜が明けた寺の…」の二番が刻まれる。

(2007/12/20)

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