県内の高速道路サービスエリアレストランの調理長が腕を競う「新メニューコンテスト」の県大会がこのほど、新潟市内で開かれ、米山サービスエリア・下り線レストラン（米山観光）の「越後路御膳」が最優秀賞に輝いた。同レストランは昨年の3県予選大会でも1位を獲得しており、2年連続で全国（東日本管内）大会に出場する。

　東日本高速道路（ＮＥＸＣＯ東日本）では「華づくり」をキーワードに、サービスエリアやパーキングエリアで地域の特色を生かした名産品、地場野菜、名物料理を提供するサービスに力を入れており、地域の食材を使ったメニューもその一つ。コンテストは昨年に続いての開催で、より郷土色を出すために、県単位で予選会を開催。最優秀作品が来年2月28日の全国大会に出場できる。

　今年のテーマは「健康志向・低カロリーな郷土料理」で、6つのサービスエリアレストランから5店が参加。米山サービスエリア・下り線レストラン（柴野慈支配人、堀内一郎調理長）が出品した「越後路御膳」は、車の運転による疲れ目を癒やすビタミン類、ＤＨＡを多く含む食材を厳選。佐渡のアラメの煮付けをけんちん焼きにしてウナギを乗せた料理をメーンに、骨まで食べられるようにした塩ザケのしょっから煮、豚トロのかんずり焼き、さらにデザートとして小豆とレンコンをぜんざいにした。

(2007/12/21)

• 市の震災復興計画策定へ始動(2007/12/21)
• 活断層非公表問題で東電が調査結果(2007/12/21)
• 高速道のメニューで米山ＳＡが最優秀賞(2007/12/21)
• シルバー人材が「冬休み子ども広場」(2007/12/21)