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夜間乗り合いタクシー導入検討で調査

 市の地域生活交通体系と夜間乗り合いタクシー導入プロジェクトの第3回検討会(座長=佐野可寸志・長岡技科大准教授)が13日、市役所で開かれ、市内高校2年生と一般を対象にしたアンケート結果を基に、夜間乗り合いタクシーの基本的な実施計画案について意見交換した。

 調査は、国道353号(高田地区まで)、同252号(田尻地区または北条地区まで)、同352号(荒浜まで)の3ルートに、予約制で夜の8時と11時に乗り合いタクシーを運行する――という内容で、利用するかどうかなどを聞いた。塾、自主学習、部活動などで夜間に中心市街地にいる高校生は柏高が多く、全体の69%。その他の高校は23%から32%だった。帰宅手段は家族による送迎が33%、鉄道が27%、徒歩・自転車が24%、バスが10%。バス利用の場合はほとんどが最終バス。「夜間乗り合いタクシーを利用するか」の問いには「利用しない」が76%に上った。

 一般の調査結果では、夜間活動の40%が宴会。残業などの仕事が37%、講座や趣味の活動が20%。帰宅手段は自家用車の運転(飲酒後の運転代行利用を含む)が60%、バス・タクシー利用が17%、家族による送迎が13%。バス・タクシー利用者のうち、バスはわずかに3%で、97%がタクシー。夜間乗り合いタクシーについては「利用したい」が42%。

 国土交通省では2008年度から新たに「地域公共交通活性化・再生総合事業」に取り組む。市ではこの事業への参加を申請するとし、新年度は現在の検討会に鉄道や地域代表など新たなメンバーを加えた協議会を設立し、さらに実施計画案を詰める。

(2008/ 3/14)

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