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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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震災復興へパワー、灯ろう押し合い祭り

 刈羽村に春を告げる滝谷の灯ろう押し合い祭りが12日行われた。中越沖地震で被災した地域の復興へパワーを結集し、勇壮なぶつかり合いを繰り広げた。

 祭りは弥彦神社の灯ろう祭りを下敷きにしたと言われる。担ぎ手の男衆は白装束に黒帯、腰にちょうちんというスタイル。出発地の熊野神社には「一致団結」などと書かれたちょうちんが並んだ。灯ろうは重さ100キロ以上の3台。それぞれサクラ、ボタン、グラジオラスの花飾りを付け、照明を仕込んだ。境内で気勢を上げ、石段を降りる灯ろうを約150人が待ち受けた。

 ぶつかり合いは1台目が前方に走り出して底を地面に打ち付け、別の2台が次々と激突。小中学生約20人と氏子の笛、太鼓が盛り上げた。独特の節回しの掛け声とともに灯ろうが集落を練り歩き、所々でぶつかり合いを演じた。震災後初の祭りに実施団体の板谷和雄会長(50)は「地域を元気づけようと、盛り上がった。皆さんに感謝したい」と話した。

(2008/ 4/14)

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