PHOTOニュース

県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)

>>過去記事一覧
県原発技術委が海底活断層を引き続き議論

 中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発の課題を検討している「県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」の「地震、地質・地盤に関する小委員会」(委員六人)の第4回会合が19日、市内三和町の県柏崎刈羽原子力防災センターで開かれた。東電による原発周辺陸域の地質調査結果を議題にしたほか、前回に続いて海底活断層の評価をめぐって議論があった。小委員会の柏崎開催は初めてで、会田市長も出席した。

 海底活断層については東電の担当者が、中越沖地震の震源断層の可能性が高いとされる原発沖「F−B断層」の推定の長さ約30キロを北側に4キロ延長したことを説明。また、佐渡海盆東縁に断層が延びていると渡辺満久・東洋大教授らが主張していることを否定する見解を補足し、陸側から海へのたい積面であるとの判断を示した。石橋克彦委員(神戸大名誉教授)は東電の見方に疑問があるとし、この部分で帯状に微小地震が発生していることなども挙げて「『佐渡海盆東縁断層』を考慮して基準地震動を策定すべき」と述べた。

(2008/ 5/20)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。