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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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市内の西之入町内で伝統野菜「仙人菊」栽培

 市内石曽根・西之入町内会(矢代武会長、62世帯)が26日、昨年から栽培に取り組む地域の伝統野菜で、「仙人菊」と呼ばれる食用菊の苗の植え付けを行った。中越地震の復興基金を活用した事業で、イワナの養殖も手がけている。

 同集落は、2005年10月の中越地震で斜面が崩落し、西之入川がせき止められた。復旧作業で出た残土を使い、休耕田を14アールの畑に造成。中越地震復興基金メニューの一つ「地域コミュニティ再生事業」に集落として名乗りを上げ、伝統野菜の栽培など、地域の資源を生かした振興策をまとめた。

 食用菊はカキノモトが一般に知られるが、「仙人菊」は同集落独特のもの。正式な名前は不明だが、標高の高い所で、白く細かな花弁をたくさんつけることから「仙人の白いひげのようだ」と名付けられた。別名で「白ひげ菊」ともされる。戦後しばらくは多くの農家が栽培していたが、近年は数軒が棚田のあぜで育てているだけだ。

(2008/ 5/27)

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